[メイン2] ルシード・グランセニック : シーン名『なきもの達』登場:自由

[メイン2] ルシード・グランセニック : 45+1d10 登場/リザレクト (45+1D10) > 45+7[7] > 52

[メイン2] 乃木 園子 : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+2[2] > 46

[メイン2] ルシード・グランセニック :  

[メイン2] ルシード・グランセニック : 情報収集の最中に、ルシードは安穏としたカフェテリアにいた

[メイン2] ルシード・グランセニック : その理由は、遂に普通の相手を愛する覚悟を決めた──わけでは断じてなく

[メイン2] ルシード・グランセニック : 些か、心の傷が深かったであろう
園子のことを思い立った結果でもあった

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「さ、好きな品を頼むといいよ」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 木製の座り心地のいい椅子へと座り込み
丸いテーブル越しに気を抜いて話しかける

[メイン2] 乃木 園子 : 待合室にて、元気な様子を見せた園子の顔は、曇り空。
小さく俯きながらも、ルシードに言葉に顔を上げて。

[メイン2] 乃木 園子 : 「ん……ありがと~……
 今は……何だか選べないや、あはは~……
 ルッシーのおすすめとかでも、いい?」

[メイン2] 乃木 園子 : ソファに座りながらも、正面の彼に作った笑い顔を向けつつ。

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「じゃ、この特性バーガーとジュースだね。結構美味しいからさ」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 手慣れた様子で注文を終えると
そのまま頬杖をつく

[メイン2] 乃木 園子 : ぎゅっと、猫のぬいぐるみを抱きしめながら。
それにこくっ……!と頷いて。

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「……で、さ。やっぱりまだ動きづらいかい?」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「任務に来て早々、あの報告だしさ」

[メイン2] 乃木 園子 : 「……まだ、ちょっぴり……そうかも」

[メイン2] 乃木 園子 : 迷いの目を向けながら、ルシードへと見て。

[メイン2] 乃木 園子 : 「あのね、ルッシー……
 友達とか、家族とか……そういうのって、私たちの大切なものだと思うの
 ……だって、それって楽しくて、幸せなものだから……」

[メイン2] 乃木 園子 : 「ルッシーの恋人さんも、多分そんな感じ……じゃないかな……?
 ……でも、そんな暖かいものがなくなったなんて、柳さんが……可哀想で」

[メイン2] 乃木 園子 : そこまで言って、またしょんぼりとした顔になる。

[メイン2] ルシード・グランセニック : …残念ながら、恋しい人であってまだ恋人じゃないとか。また説明する雰囲気じゃないな コレ

[メイン2] ルシード・グランセニック : …さて、どうしようかな

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「……確かに可哀想だ。僕としても同じ目にあったらと思うとゾッとする」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「想像もしたくないけど……そりゃ無理だよね」

[メイン2] ルシード・グランセニック : なにせ超常現象が罷り通る今の世の中
そう簡単に安全とは言い切れない

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「…けど、残念ながら。今は無理をしないといけないんだ」

[メイン2] 乃木 園子 : 「…………ルッシー……」

[メイン2] 乃木 園子 : ……ルッシーの言う通り……だよね。
例え悲しくっても、可哀想でも、そこで……立ち止まっちゃったら、それこそ……ダメ。
……無理をしてでも、頑張りたいからこそ……UGNにいるんだから。

[メイン2] 乃木 園子 : 丁度、ルシードが注文したバーガーのセットが届き。
ふわりと、二人の間をソースのいい香りが漂い。

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「…ま、今一番苦しんでる柳がいるんだ。僕達はそれを助けてやらないとな」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 礼を言ってハンバーガーを受け取ると遠慮なくかぶりつく

[メイン2] ルシード・グランセニック : 上流階級だろうが、コレに礼儀作法などない
齧るのが正解なのだ

[メイン2] 乃木 園子 : 「ばくっ、もぐもぐっ!!!
 うん……ほうらね、一番つらいのは……ヤーちゃんなんだから……!」
と、ソースを口の周りに付けながらも、遠慮なく食べ進める。

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「そろそろ情報も来るだろうから。僕らは腹を満ておこう」

[メイン2] 乃木 園子 : わっ……もう調べてたんだ……!……落ち着きのない私と違って、てきぱきしてるなぁ……!

[メイン2] 乃木 園子 : 目を輝かせながらも、もっきゅもっきゅと食べていく。
元気が出せないときは、まずは腹ごなしともいう。

[メイン2] 乃木 園子 : ルシードの優しさは、園子の心にじんわりと効きながらも。

[メイン2] ルシード・グランセニック : ポケットから、端末の震えが届き
ルシードは手を伸ばした

[メイン2] ルシード・グランセニック :  

[メイン2] ルシード・グランセニック : 柳の動向について調べようか

[メイン2] GM : 15

[メイン2] ルシード・グランセニック : 1dx+1 (1DX10+1) > 10[10]+2[2]+1 > 13

[メイン2] ルシード・グランセニック : 財産点

[メイン2] GM :  

[メイン2] GM : ・柳の動向について
現在、"柳"は街中にある監視カメラ情報より、とある廃病院へと向かっていることが分かった。
監視カメラの映像というものは、あまり鮮明に物を映さないものではあるが
しかしそれでも、柳の顔には怒りの表情が強く、現れてきた。
その顔はまるで、人殺しの顔。直ぐにでもその怒りを爆発させてしまいかねないほどの血相であった。
また、その廃病院は現在、誰も使っていないとのことだが、何者かがそこを出入りする姿が度々目撃されていた。

[メイン2] GM :  

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「……どうやら、かなりの事態だね」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 情報網を伝い拾ったデータには
衝撃的な映像が添付されていた

[メイン2] ルシード・グランセニック : 修羅の如き形相は
最後に見た呆れ顔とはさっぱりつながらないが……

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「…相当頭に来てるね、当然だけどさ」

[メイン2] 乃木 園子 : 「……っ……! これは……
 ……こんな顔、楽しいわけじゃない……よね……」

[メイン2] 乃木 園子 : こくり、と頷く。

[メイン2] 乃木 園子 : さっぱりつながらない。
仕事終わりに柳が見せていた、楽しそうな顔ではなく。
ただ……怒りに満ちていて。

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「さて、廃病院か……」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「…調べられるかい?」

[メイン2] 乃木 園子 : ルシードの問いに、頷いて。

[メイン2] 乃木 園子 : 「うん……任せて!
 これでも……チルドレンだもの、仕事のやり方は何回も学んできたから……!」

[メイン2] 乃木 園子 : ぬいぐるみを掲げ、ふぁい、おー!と、元気よく答え。

[メイン2] 乃木 園子 :  

[メイン2] 乃木 園子 : ・廃病院について

[メイン2] 乃木 園子 : 情報:UGNで!

[メイン2] GM : 11

[メイン2] 乃木 園子 : 4dx+1=>11 うなれ~ (4DX10+1>=11) > 10[4,8,10,10]+7[1,7]+1 > 18 > 成功

[メイン2] GM :  

[メイン2] GM : ・廃病院について
数年前に廃業となった小さな病院。
取り壊されずにそのまま放置されてあり、肝試しに使われることも多々ある。
そして、僅かながらもレネゲイド反応を観測している。
UGN、神城によるものではないことは明らかにされているため、FHの塒になっている可能性が高い。

[メイン2] GM :  

[メイン2] 乃木 園子 : 「FH…………」
ごくり、息を呑みながらも、ルシードへと情報を共有して。

[メイン2] 乃木 園子 : 「こういう廃病院って、お化けとか出てきそうでちょぴり怖いなぁ~……
 興味も、行ったことないからあるけど~……」

[メイン2] 乃木 園子 : あはは、今そんなお話じゃないかぁ、と笑いつつも。

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「お化けなら、だいたい僕も同じようなもんじゃないかな」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 死んで生き返ったし

[メイン2] 乃木 園子 : 「へっ……!?」

[メイン2] 乃木 園子 : ルシードの肩を、ぽんぽん、と叩く。

[メイン2] 乃木 園子 : 「……ありゃ、すり抜けない」

[メイン2] 乃木 園子 : お化けは透明で透過するって聞いてた。
あれ~~、違うみたい?

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「んー、やっぱり君の反応は読めないな」

[メイン2] ルシード・グランセニック : などと言いながら端末を見て

[メイン2] 乃木 園子 : 私はいつでも元気です!と、ふんすと両手を力こぶを見せるアピール。

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「…FHのねぐらに突撃する、憤怒の形相の柳」

[メイン2] 乃木 園子 : 「…………」

[メイン2] 乃木 園子 : その言葉に、ふみゅう、と息を吐いて。

[メイン2] 乃木 園子 : 「楽しいことが起きる……ってわけでも、ないよね……」

[メイン2] 乃木 園子 : 「このままだと、ヤーちゃんの身まで危ないかも……」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「まあね、喜劇よりも復讐劇って感じだ」

[メイン2] 乃木 園子 : じゅこー、と、ジュースのストローで音を出しながら吸いつつ。

[メイン2] 乃木 園子 : ……生まれてきてから、こんな人の怒気溢れる顔は見たことない。
ましてや、友だちであるヤーちゃんのことだから……

[メイン2] 乃木 園子 : 「……よぉし、わかった……!
 やっぱり私……ヤーちゃんの後を追いたい……!」

[メイン2] 乃木 園子 : うんっ!と強く頷いて。

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「そういうと思ってたよ」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 苦笑いで頷くと

[メイン2] 乃木 園子 : あっ……えへへ……!と、照れながらも笑いつつ。

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「二人に連絡して、それから急ごうか」

[メイン2] 乃木 園子 : 「……ルッシーはその……だいじょうぶ?
 私ばっかり助けてもらったけど……ルッシーだって、いい気持じゃない……よね?」

[メイン2] 乃木 園子 : それには、こく……と頷きつつ。

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「……ま、そりゃね」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「僕の身内は碌でもない連中ばっかりだったし、別に共感とか、そう強くできてるわけじゃないけどさ」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 目を閉じ、沈むような声が溢れる

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「…これはない、そうは思うよ」

[メイン2] 乃木 園子 : 「…………ルッシーは優しい子さんだねぇ
 うん、私も……こんな目なんて、あっていいはずがないもん」

[メイン2] 乃木 園子 : ぎゅっと、拳を握る。

[メイン2] 乃木 園子 : 「……もう、二度も……みんなを守れなかった」
ぼそりと、小さく呟きつつ。

[メイン2] 乃木 園子 : 「……あっ……変なこと聞いちゃってごめんね!
 えーと、ここのお代はお代はぁ〜…………」

[メイン2] 乃木 園子 : ごそごそ、と猫のぬいぐるみを探る。

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「奢りだよ、奢り。これくらいはね」

[メイン2] ルシード・グランセニック : 机の上の伝票を取ると、さっさとレジに通す

[メイン2] ルシード・グランセニック : 「さ、そろそろ行こう。充分リラックスはできたみたいだしね」

[メイン2] 乃木 園子 : 「おぉ〜………!?
 ルッシー、富豪さんですなぁ!?」

[メイン2] 乃木 園子 : そう言えば、どこかの御曹司とか聞いたような?
パッと奢れるとは……やりおる……!

[メイン2] 乃木 園子 : 目をきらりんと、光らせながらも。

[メイン2] 乃木 園子 : ルシードに、こくり、とうなづいて。

[メイン2] 乃木 園子 : ……私一人じゃ悩み続けちゃうけど、でもルッシーのお陰で……気は抜けた。
まだ事件に触れたばかりだから、終わりってわけじゃないけど……

[メイン2] 乃木 園子 : でも、私らしく……ヤーちゃんと、会ってみないと……だめ!

[メイン2] 乃木 園子 : そう、噛みしめるようにうなづいて。

[メイン2] 乃木 園子 : 「……あ」

[メイン2] 乃木 園子 : ひらひらと、ハンバーガーの包み紙を手にして。

[メイン2] 乃木 園子 : 「美味しかったけど、これって……なんて言うの?」

[メイン2] 乃木 園子 : きょとんと、中学生にしては無知な問い────チルドレンであれば、"よくある"問いを、したのだった。

[メイン2] 乃木 園子 :  

[メイン2] 乃木 園子 :   

[メイン2] 乃木 園子 :

[メイン2] ガユス : middle 「汚れ役」 登場:任意

[メイン2] ガユス : 1d10 (1D10) > 5

[メイン2] 垣根帝督 : 1d10 (1D10) > 7

[メイン2] ガユス : 『金髪の少女について』

[メイン2] ガユス : 情報UGNで

[メイン2] GM : 8

[メイン2] ガユス : 4dx+2 (4DX10+2) > 6[3,4,6,6]+2 > 8

[メイン2] GM :  

[メイン2] GM : ・金髪の少女について
CN:"アシンプトマティカ"。FHに所属するエージェントの一人であり
そして、侵蝕率131%の安定体、つまり"ジャーム"である。
最近頭角を現し始めたエージェントであり、FHの理念たるレネゲイドの拡散に貢献する者の一人。
そして彼女は、元鴻央会錣山組組長の娘であった。

[メイン2] GM :  

[メイン2] 垣根帝督 : 『殺害の動機』について 情報:UGN

[メイン2] GM : 8

[メイン2] 垣根帝督 : 3dx+1>=8 (3DX10+1>=8) > 9[8,8,9]+1 > 10 > 成功

[メイン2] GM :  

[メイン2] GM : ・『殺害の動機』について
アシンプトマティカ、その本名は錣山 登紀子。
鴻央会錣山組組長の娘である彼女が、柳の家族を殺した理由を挙げるならば
組長、即ち彼女の父親と、その構成員、さらには彼女の弟までもが
"とある鉄砲玉"によって、全員殺害されたという記録がある。
そして、柳は、鴻央会森田組に所属していた元ヤクザであり、過去に幾度も、裏社会の人間を葬ってきたことがある。
柳と、錣山組壊滅には、密接な関係があると考えて良いだろう。

[メイン2] GM :  

[メイン2] ガユス : 「……とまぁ、だいたい筋書きが読めてきたわけだが」

[メイン2] ガユス : 廃病院の一室に少女ことアシンプトマティカこと綴山登紀子を連れ込み、垣根とガユスの二人で尋問を行った。

[メイン2] ガユス : 無論、言う事を全て鵜呑みにしたわけではない。聞き込みと端末での情報収集の両方を行い、確度は高めている。

[メイン2] 垣根帝督 : 「殺されたから殺し返したってそういうことか…」
尋問なんて苦手だなという思いを強くしながら呟く

[メイン2] アシンプトマティカ : ぶすっとした表情で腕を組み、視線を横に向けながらも。

[メイン2] アシンプトマティカ : 「………アイツを殺さないことには、気が済みませんの」

[メイン2] アシンプトマティカ : 組んだ腕の上で、とん、とん、とん、と指を叩きながら。

[メイン2] 垣根帝督 : 「じゃあ今目を離したらすぐに殺しに行きたいくらいか」
恨みの塊 殺すために生きてますみたいな回答じゃねぇか

[メイン2] アシンプトマティカ : じろりと、紫の瞳を垣根へ向け。

[メイン2] アシンプトマティカ : 「当たり前ですの」

[メイン2] アシンプトマティカ : 「………お父様や、悠斗の無念を晴らさずに……!
 どうして、ここで帰れるんですのッ……!!!」

[メイン2] アシンプトマティカ : 拳を固く握り締めながら。

[メイン2] 垣根帝督 : 「……チッ また家族か…」
そう言いながらどこか冷静にまたって言うけどこっちが先なのか

[メイン2] ガユス : 思わず、顔をしかめる。難しい話だ。復讐は法的には認められない話だが、そんな事はこの際語るべきでもなければ、賢しげに説いたところで何の意味もないだろう。そんなことはアシンプトマティカも……いや、綴山登紀子も百も承知のはずだ。

[メイン2] 垣根帝督 : 「家族…家族…」ああめんどくせぇ……

[メイン2] ガユス : それでも仇がのうのうと生きているなら討ちたいと思うのは、全く普遍的で当たり前で……当然の話だ。

[メイン2] ガユス : 「クソガキ、理解できないって面だな」

[メイン2] ガユス : そう、垣根に声をかける。

[メイン2] ガユス : 「気に入らねぇか、家族を思って何かする連中が」

[メイン2] 垣根帝督 : 「……」
深く息を吸って吐く
「気に入らねぇとは言い切らねぇ」
17年生きて少しは理解する
「でも頭の中でストンと落ちねぇ」

[メイン2] ガユス : 「そうか」

[メイン2] ガユス : それを聞いて、ガユスは……軽く眼鏡を掛け直し。

[メイン2] ガユス : 「なら殺しとくか、この女」

[メイン2] ガユス : 突然、そんな物騒なセリフを当たり前に口に出した。

[メイン2] アシンプトマティカ : 「─────ッ!」
ガユスの言葉に、目が鋭くなる。

[メイン2] 垣根帝督 : 「あ~~殺す…か」
顔を上にあげ悩むような声を出す

[メイン2] 垣根帝督 : 暴の世界で生きて闇の中をのし上って
どこかで負けて地に落ちる
そんな人間は多くいて俺はそこでここに落ちた

[メイン2] 垣根帝督 : 目の前のこいつは暴の世界に落とされてここまで来た

[メイン2] 垣根帝督 : 「お前今負けたと思ってるか?負けたら死ぬことに納得できてるかぁ?」

[メイン2] アシンプトマティカ : 「………………」

[メイン2] アシンプトマティカ : その言葉に、首を強く、横に振る。

[メイン2] アシンプトマティカ : 「……まだ、負けてませんわ……!!
 それに、ただで死ぬだなんて……それも、納得できませんわッ……!!」

[メイン2] 垣根帝督 : 「そうか そうだよなぁ ただで死にたくないよなぁ」
「家族が殺されたとか 復讐とか 理由がなんだって」
「この世界で 戦いの前で 頂点の前で」
「平等だよなぁ」
思い出す
家族を知らなくても俺は戦ってた そう
家族を知ってたら俺は負けなかったか 違う
どうだろうと俺はここにいるだろうか わからない

[メイン2] 垣根帝督 : 「俺はさ 家族元からないからさっきも言ったように復讐とかに納得できる気がしねぇ」

[メイン2] アシンプトマティカ : 「……………」

[メイン2] 垣根帝督 : 「でもそれは俺の理屈で」

[メイン2] 垣根帝督 : 「俺の考えだ」

[メイン2] 垣根帝督 : 「だからよ…まだ元気あるか?意識ははっきりしてるか?」

[メイン2] 垣根帝督 : 「今度は俺と戦おうぜ 鴻央会錣山組組長の娘 錣山 登紀子」

[メイン2] アシンプトマティカ : 「─────!!!」

[メイン2] アシンプトマティカ : 「…………私があなたに勝てば、どうしますの?」

[メイン2] アシンプトマティカ : 「"柳"の殺害、黙認でもしますの?」

[メイン2] 垣根帝督 : 「知るか 好きにしろ」

[メイン2] ガユス : 「おいおい、空手形振りまくるじゃねぇかクソガキ」

[メイン2] ガユス : 思わず、笑みを浮かべながら、そう口を挟んでしまう。

[メイン2] ガユス : 勝てばまぁ良い。問題はない。

[メイン2] ガユス : だが、負けた時が問題だ。

[メイン2] ガユス : 負けても彼女との約束は守ってやれない。

[メイン2] ガユス : なにせ彼女はジャームだ。本来は口をきく必要すらない。この場で討伐してそれですべて終わる。

[メイン2] ガユス : なので、垣根が負けた時は……少なくともガユスはその約束を踏みにじることになるし、アシンプトマティカはより深い絶望の中で最悪の最期を迎えることになるだろう。

[メイン2] ガユス : つまりは、これは垣根が勝つことしか「認められない取引」であり、はっきり言ってしまえば詐欺だ。

[メイン2] ガユス : フェアな取引に見せかけた、ただのケチな手品にすぎない。

[メイン2] ガユス : しかし。

[メイン2] ガユス : 「やるなら、やりきれよ。クソガキ」

[メイン2] ガユス : 「悪党やるなら、筋通せ」

[メイン2] ガユス : 「どうせやるなら……一流だろ?」

[メイン2] 垣根帝督 : 「言われなくたって」
今日俺はこの瞬間
「一流になるさ」

[メイン2] ガユス :  

[メイン2] ガユス :  

[メイン2] ガユス :